かぶりもののオリジナル型を作ってのカブリモノ変心塾
通常は、季節やイベントに合わせて、カブリモノ.comの既存のかぶりもの型を使って変心塾を開催しますが、もっと効果的なイベントにするために、ご希望のオリジナルのかぶりもの型をデザインして、それで開催する事もできます。
それらの例をここで紹介します。
熊本城「鯱(しゃちほこ)」のカブリモノ 2018.2
震災で被害にあった熊本城の天守閣に、新たに鯱(しゃちほこ)が設置されることになり、その関連イベントとして、シャチホコ・カブリモノを作るワークショップも行われました。
そのために、小さなお子さんでも簡単に作れるような、鯱(しゃちほこ)カブリモノ型をデザインしました。
このカブリモノ型を使って、お城の守り神であるシャチホコかぶりものを作り、鯱に変身して、熊本城の復興をみんなで祈りました! ガンバレ!熊本!
香芝市マスコットキャラクター「カッシー」のカブリモノ 2015.2
かしば産業展で行われる「みんなカッシー かぶりものショー」のために、香芝市のマスコットキャラクター「カッシー」のカブリモノ型を制作し、ワークショップとステージ上でお披露目もしました。
小さなお子さんでも、簡単に作れるように、1シート1パーツの型紙にデザインしました。
このカブリモノ型を使って参加者が自由に色を塗り、自分だけのカブリモノを制作しました。また、完成したカブリモノをかぶって、衣装を付け、ステージ上でファッションショーのようにお披露目し、記念撮影までしました。子どもたちも、とてもいい思い出になったようです。
古代美術品のカブリモノ(文化庁芸術拠点形成事業) 2007.7〜
ミホ・ミュージアムにて開催したカブリモノ変心塾用オリジナルカブリモノです。
美術品に親しんでもらうイベントで、収蔵品であるエジプトの王妃、王様のカブリモノ、ライオングリフィン、十一面観音、迦楼羅(カルラ)を1枚1パーツの紙で作れるようにデザイン。
このカブリモノ型を使って参加者が自由に色を塗り、自分だけのカブリモノを制作しました。また、完成したカブリモノをかぶって、アクセサリーを付け、衣装をまとって、記念撮影までしました。
その他、1枚の紙で組立てられる所を活かし、それをポスタ-にし告知でも活用。来館のプレゼントとしても喜ばれました。
<参加者の感想>
「娘のこんな笑顔を見たのは久しぶり!」参加者のお母さん
「工作が苦手でしたが、自分で作ったものをかぶって少し自信がつきました。」中学生
「参加した日の夜、子供が興奮して夜寝れなかった程です。」参加者のお母さん
「時々、カブリモノを引っぱり出して来て、王様になります。」参加者のお母さん
「ピアノの上に大切に飾っています。」参加者
素材特性を体験できるカブリモノ 2005.11〜
カブリモノ作りを通して、合成紙ユポの素材特性を知ってもらうためにデザイした、オリジナルかぶりものです。
1シート、1パーツの紙に塗る、折る、切るの加工を加えるだけでカブリモノが作れる事を活かし、制作過程で、素材特性がわかる加工を取り入れ、楽しく体験しなから、自分だけのオリジナルかぶりものが完成できるようにデザインた。
また、これを使って合成紙ユポ・カブリモノワークショップの講師も務め、制作途中でユポでしかできない素材感の面白さを解説した。(北海道東海大学芸術工学部、せんだいメディアテークで実施)
このように、素材を知ってもらうために、オリジナルかぶりものをデザインし、ワークショップを開催する事もできます。
※関連資料
●北海道新聞「合成紙でユニーク帽子」ワークショップの紹介 2005年11月10日
●「YUPO」vol.42 ユポ・コーポレーション 2005年8月