kaburimono
■title： こころのレントゲン「カブリモノ」
この作品は、観客自らが体験するアートです。
かぶった自分の姿を見ることで、自分と向き合い、気付かなかった自分に出会える装置です。
男性が女装をして、「あら、きれい・・・」といった感覚に、似たものがあります。
カブリモノをかぶり、外見が変わることで、気持ちが変わる瞬間を体験して下さい。
また、今の外見を隠すことで、気付かなかった自分も見えてくるかもしれません。
濁っていたココロの湖に光が差して、透き通ってみえるように。
これがきっかけで、気持ちが吹っ切れたり、今まで塞いでいた心の扉が、
開くきっかけになればと思います。また、少しでも元気になれたり、勇気づけられたらいいな。
■background： 難しい現代社会と変身願望
リストラ、倒産など、ストレスの多い現代社会の中で、変身発想が求められているのではないだろうか。
リストラで挫折したエリートサラリーマンを見ると、今まで「仕事のできる人」という１つの顔しか
持っていないなと感じる。
そこで、変身発想があれば、もっと柔軟に自由に生きられるのではないかと思う。
人はもともと変身願望があるもの。
髪を染める、エステ、プチ成形、女装など。それまでとは違う容姿を求める「変身」がはやる世相も
最近加速して目立ってきている。
これからは、外見だけでなくココロの変身もより求められる時代である。
カブリモノは、人の意識や人格、キャラクターを変える、効果的なスイッチになる。
この方法は、古くから日本の芸能や、世界各地の祭り事でも多く使われている。
■size
・平面時：425（タテ）×380（ヨコ）mm
・組立時：290（タテ）×370（ヨコ）×200（奥行き）mm
※この作品は、天地関係なく平面作品としても楽しんでいただけます。
ただ、人にかぶってもらい、初めて作品本来の意味を発揮します。
是非、かぶって自分の姿を見て下さい！
変心スイッチ kaburimono ■毎日放送デザイン大賞 入賞作品
変心スイッチ Kaburimono version UDONO ■ヨシ紙を使った展覧会 2005.5
かぶりもの作家チャッピー岡本 までお願いします。
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